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SMAP解散騒動に対するおっさん的こころ

親愛なる 同僚の諸君 へ

2016年1月に世の中をにぎわせたニュースといえば「SMAP解散」と「ベッキー&ゲス」ですが、
SMAP解散について、おっさん的に思うところをだらだらと書いてみる。

【SMAP解散】時系列で見るメディアの報道(画像付き) - ブログを書くって、どういうこと?【SMAP解散】時系列で見るメディアの報道(画像付き) - ブログを書くって、どういうこと?

業界やファンに激震を与える「SMAP解散」の文字。国民的アイドルとして築き上げてきた地位の分だけ、多くの人がこの報道の行く末に目を目を見張っていることだろうと思...

SMAPをはじめ、男性アイドルが多数所属してテレビなどマスメディアをにぎわす
ジャニーズ事務所だからなのか、ジャニーズ事務所の経営者であるメリー喜多川に対して
「横暴だ!」「パワハラだ!」「独裁だ!」という声が散見されますが、
同族経営なのだから、いたしかたないのではないかと思う。

兄(ジャニー)、姉(メリー)、子(ジュリー)の3人が取締役で、株の過半数をにぎっているのだから、
言うこと(命令)を聞くしかないのではないか。

Photo:人間交差点_万引きより By:dokachin
Photo:人間交差点_万引きより By dokachin

SMAPは公平なジャッジで負けたわけじゃなかった。
いや、公平なジャッジなんてものを信じていたSMAPは、すでに負けていた。

企業の目的は、顧客の創造である。したがって、企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。
それがマーケティングとイノベーションである。マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす。
(P.F.ドラッカー「マネジメント[エッセンシャル版]より」)

企業としてのジャニーズ事務所を考えたときに、マーケティングに成功し「男性アイドル」を
育成し供給することで企業としての価値を確立したのが、ジャニーさんであろう。

しかしながら、男性アイドルがそのルックスを武器に歌をうたっているだけでは企業としての
成長を確保できなくなってきたときに、

イノベーションを起こしたのが飯島マネージャーであろう。

ルックスと歌だけであった男性アイドルに、
バラエティ、ドラマ、映画となんでもやらせて人気を高めていく。
ただ、カッコつけてるだけの男性アイドルを陳腐化し、新しい男性アイドル像をつくりだして、
ジャニーズ事務所という企業価値を一気に高めた。

これは飯島マネージャーを素直に評価すべきところでなのではないか。

成果中心の精神を高く維持するには、配置、昇給、昇進、降級、解一雇など人事に関わる意思決定こそ、
最大の管理手段であることを認識する必要がある。それらの決定は、人間行動に対して数字や報告よりもはるかに影響を与える。
(P.F.ドラッカー「マネジメント[エッセンシャル版]より」)

企業価値を高めた、新しい男性アイドル像をつくりだして新たな顧客を生み出した飯島マネージャーは、
ジャニーズ事務所の中で報いられたのか。

恐らく答えはNOなんだろう。

ジャニーさんが、飯島マネージャーの功績を認め、
それなりの立場(権限)を与えていれば騒動は起きなかったのかもしれない。

ビジネスが継続的に成功するためには、まず戦略が正しいこと。そして、次に戦術が正しいことが大事である。
戦略が完璧だったら、戦術は稚拙でもなんとかなる。
しかし戦略が稚拙であれば、戦術が完璧であっても、成功できない。
(引用先不明)

メリーさんは老害だのなんだと言われているが、老獪で戦略に長けていたのだろう。
それに対して、SMAP&飯島マネージャーは「人気」頼みで一点突破を図ったのだろうか?

やはり、最後は人と人、信頼関係である。
ジャニーさん、メリーさんが長年、芸能界で築き上げてきた信頼が
SMAP&飯島マネージャーへの信頼よりもはるかに大きかったのであろう。

最後に。

変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。

それでは、明日からもご安全に。

P.S. 元気です、@dokachin