【清原をきっかけに再読】新宿鮫Ⅳ 無間人形(大沢在昌)

親愛なる 同僚の諸君 へ

新宿鮫〈4〉無間人形 (カッパ・ノベルス)

新宿鮫〈4〉無間人形 (カッパ・ノベルス)

 

プロ野球選手の清原が覚醒剤取締法違反で逮捕されて、
連日ニュースをにぎわしているを聞いて、
新宿鮫シリーズにも覚醒剤絡みの話があったなと思って再読。


新宿鮫Ⅳ 無間人形」登場する覚醒剤は「アイスキャンディー」と呼ばれる錠剤タイプ。

地方財閥出身の香川兄弟がアイスキャンディーを製造し、
正体をあかさずにヤクザと取引する。最初はうまく行っていた取引も、
次第にヤクザに追いつめられていく。

香川兄弟がヤクザに追いつめられる場面に

角(ヤクザの名前)の目的は、原田(香川の偽名)の牙を折り、人形に仕立てることにある。

原田がどれほど良家の出で、背景に権力者がいようと、一個人として
ヤクザと張り合うことは不可能なのだ

・・・(中略)・・・

角はは原田をとことんおとしめるだろう。骨抜きにし、いたぶって笑い者にするだろう。
原田はカタギである自分の弱さを思い知らされ、結局、角にひざまずく、
そうなったら最後、原田には無限地獄が待っている。進むも地獄、退くも地獄だ。

とある。「原田」を「清原」に置き換えると、なんだかヤバい。
やはり、覚醒剤とは、それで得られるものの大きさ、それを失いたくない欲望が
人を壊していくんだろうなと考えさせられた。

結局、これに尽きるよね「覚醒剤打つより、ホームランを打とう」。 dokachin.hatenablog.com

 P.S. 元気です、@dokachin